犬のしつけ・出張トレーニング｜岡部ドッグスクールからの＜しつけアドバイス＞

甘え・ストレス・興奮と噛む理由もさまざまです。
ワンちゃんがものを噛む行為自体は、人間で言えば手を使うのと同じですので自然なことと言えます。 ただ人間との生活において、分別を付けさせないと大変危険なことにもなりかねません。 特に人に噛みつく行為はパピーの頃からしつけておく事は重要です。
もし噛まれたら「痛い！」と大きな声でワンちゃんに教え、すぐに引き離し、近寄って来てもしばらく無視します。 繰り返し行うことにより「痛い！」の言葉から大抵の場合噛むのをためらうようになるでしょう。
ただ噛むと言う行為は、ワンちゃんにとってストレスを発散する大切な行為でもあるので、 ワンちゃん用のおもちゃなど与え、引っ張り合いなどしてあげ一緒に遊んであげてください。
「噛んでいいもの・悪いもの」を明確に教えて上げる事が重量です。
成犬の場合は「無駄吠え」同様、飼育環境が絡んできますので、きちんと原因を把握することが大切です。 運動不足、ほどんどかまってあげないための愛情不足など理由は様々ですが やはり重要なのは「オーナー様との上下関係」を理解させて上げることです。 これが理解出来ていなければ、噛みつく行為はなくなりません。

散歩はワンちゃんにとって運動させる以外にも大切な学習の時間でもあります。
人間社会で暮らすためにも、オーナー様以外の人、ワンちゃん、車・・・などに慣らしておくことも重要です。
年齢や犬種で適切な時間・距離も違ってきますが、散歩によってストレス発散にもなるので日々怠らずに連れて行ってあげてください。
その散歩の中でポピュラーな問題行動が「引っ張る」行為ではないでしょうか。
もし引っ張るようでしたら、そこで歩くことをやめます。ワンちゃんが落ち着いた時点で歩くのをまたはじめ、引っ張ったらまた止まります。 これを毎日の散歩の中で、少しづつの時間でもいいので繰り返して、引っ張るのがいけないことだとワンちゃんに理解させましょう。 ちゃんと出来たらほめてあげるのも忘れずに。

屋内で飼われている場合は、ゲージに入れるのが良いでしょう。
ワンちゃんにとって食べてはいけないもの、噛んだりすると危ないものなど家の中には危険なものがあります。 事情でサークルに入れない場合は、それらを手の届かない場所に置いてから外出しましょう。
トレーニングとしてパピー時から、少しづつ一人でいる時間をつくり慣れさせます。 いきなり長時間だと不安で無駄吠えを続ける可能性もあります。 また日頃気に入ったオモチャや、おやつを置いて気をまぎらわしてやるのもいいでしょう。 もちろん帰宅後、おとなしく待てたらほめてあげるのも忘れずに。
トレーニング全般に言えることですが、正しい方法で継続的に行うことが大切です。
当スクールでは、トレーナーが出張して直接ワンちゃんにトレーニングするのはもとより、トレーニング方法をオーナー様にご指導するコースもございます。
正しいトレーニング方法を是非この機会に覚えられてはいかがでしょうか。